防犯カメラの画質の必要性と画素数の選び方

防犯カメラ

防犯カメラを選ぶにあたって画質は重要?

防犯カメラを設置して、いざ見返した時に映像が粗くて何もわからない…となってしまったら防犯カメラを設置した意味がありません。そうならないためにも画質の良さは必要です。

ところで、画質の良さとはどこで判断するのでしょうか?
それは「画素数」です。

そもそも「画素数」って?

画素数とは画素の数のことです。
その画素とは何かといいますと、画像の一番小さい単位のことで、ピクセルとも言われます。

画素は小さな点で、その小さな点が集まって画像や画面を構成しているので、この数が大きいほど面積が大きかったりより細かいところまで映せたりしますが、その一方でデータ量は大きくなります。

画素数は「1024×768」で表されていたり、「100万ピクセル」「100万画素」のような表記であったりします。

防犯カメラの画素数の選び方は?

防犯カメラに必要な画素数は、一般的な画質だと「200万画素~400万画素」は必要です。
「500万画素以上」になるとかなり高画質になります。

200万画素の防犯カメラで撮影した場合、見返した際に一部分を拡大しても判別できるくらいの画質があります。

現在販売しているものの中で100万画素の防犯カメラはほとんどありませんが、この画素数の場合、人の顔の判別や書いてある文字を読み取ることは難しいのでそういった必要がないときに選ぶといいです。

400万画素以上では、広範囲を1台だけで撮影したい場合におすすめです。

画質は高ければ高いほど防犯カメラの値段も高くなる傾向があるため、防犯カメラによる犯罪抑制を目的とするなら、400万画素の防犯カメラ1台よりも、もう少し画素数が小さい防犯カメラを複数台の方がその効果が期待できます。

画素数が高いからといって、必ずしも映像がきれいではない場合もあります。インターネットで安く購入したものの中には、イメージセンサという部品の質が悪く、画質が悪くなることがあります。

防犯カメラの画素数だけでなくモニターの画素数も

十分な防犯カメラの画素数にしているはずなのに、思ったような画質にならない場合、モニターの性能が足りていない可能性があります。
撮影した映像をきれいに見るためには、防犯カメラの画素数に対応したモニターが必要になります。

また、レコーダーや機器を接続するケーブルの性能が足りていない場合もあるので画質が悪いときは防犯カメラ以外の機器を確認してみましょう。

防犯カメラの本体以外の録画にかかわる機器についてはこちらの記事でも解説しています。よろしければご覧ください。

防犯カメラの録画に必要なレコーダーと記録媒体のおすすめ

まとめ

防犯カメラは映像を確認したときに、見たいものを見るためには画質は必要です。

画質の良さは画素数で判断します。基本的に200万画素~400万画素あれば見返した時に一部を拡大したら判別できるくらいの画質は確保できます。

防犯カメラそのものの画素数だけではなく、モニターなど他の機器の画素数も対応したものでないときれいな画質にならないので注意しましょう。

以上が、防犯カメラの画質の必要性と画素数の選び方になります。

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